7-1 COMPの基本操作~入力時の注意点


COMP使い方レクチャー動画 ”<https://youtu.be/mHVWSl_Udfc>”

<1.COMPとは>
社内の顧客・案件管理データベース「COMP」のことです。
顧客管理、案件管理、進捗管理、見積・請求書発行、期日管理などが簡単にできますので、
ここに全ての情報を集約するように使いこなしていきましょう!

<2.ログイン方法>

https://comp.ne.jp/mp/support_g/index.php?menu=main_function_menu

上記URLからログインが可能です。
別途アナウンスされる「暗号化キー」「ログインID」「パスワード」の3点を入力してログインしてください。

<3.操作方法>
「メインメニュー」を開くと、このような画面が表示されます。

よく使用されるのは、画面上の赤枠で囲ってある①~⑤の部分です。

①新規顧客登録

新しく顧客の情報を登録します。
※「新規顧客登録」のショートカットが画面上部に表示されていない場合は、
メインメニュー内中段左の「顧客管理」カテゴリの一番下、「新規顧客登録」をクリックしてください。

このシステムでは、まずは外側の「顧客」の箱を作り、
その内側に「案件」の箱を作るイメージで管理が行われます。
まずは外側の箱、顧客の登録から始めます。

画面は下記のようになっています。
薄い黄色になっている枠内はシステム上の必須入力項目です(入力しないと登録が完了しません)。
その他、下記に挙げられている項目は社内or行政書士法上の必須入力項目なので、漏れなく入力しましょう。

<4.顧客名のつけ方>

 ①個人からの申し込み
  代表者の名前を入力。主に連絡を取る人が別の場合は、担当者情報へ入力する。
  (例) 担当者名:○山○子
     備考:妻。日中の連絡はこちらへ。
 ②法人からの申し込み
  法人情報を入力。担当者の名前や連絡先は担当者情報に入力する。
  ちなみに顧客情報にメアドなし、担当者が1人でメアドありの場合
  自動的に担当者へ領収書が発送される。
 ③個人からの申し込みだが法人で領収書が欲しいとき
  顧客名に個人名/法人名の順に併記する。
  当初、個人名のみで登録していた場合も、法人名を追記すること。
  (例) ○山○男 → ○山○男/○○株式会社
 ④会社の依頼と個人的な依頼が混在している場合
  必要があれば、顧客情報を2件登録して、それぞれに該当する案件を作成することも出来る。
  (例)会社の許認可 → 顧客情報「○○株式会社」を登録して許認可案件を作成
    個人的なビザ案件 → 顧客情報「○山○男」を登録してビザ案件を作成

    ※ただし、顧客間相互関係情報として、相互リンクさせておくこと

⑤在留申請(変更、更新、取得、永住、再入国、就労資格 等)
申請人から申込みを受領すること。顧客登録も申請人名で登録。
(注1)
認定申請を奥さん(日本にいる日本人)が申し込み、
その後リピートで更新や永住を受任した場合も、
前の顧客IDは使わず、旦那さん(外国籍の申請人)の情報で改めて顧客登録をしてください。
(注2)
認定申請は、在留資格に応じて、
配偶者や所属機関の担当者(申請の代理人)から申し込みをもらってもOKです。
顧客登録は、申込みをした人で登録してください。
(注3
新規登録時には、顧客間相互関係情報に、情報を入力して、元の案件を紐付けしてください。

例↓ 妻:徐さんの依頼(認定申請)の後に、夫:郭さんの更新を受任した場合

★顧客情報の入力項目のポイント(※オレンジ項目は必須入力項目
 ・顧客名(企業と個人名の併記)
  →個人申し込みの経営管理ビザで、会社名義の請求書発行依頼をされることがあるが、
   基本的には顧客名に書かれていない限り、会社名への変更は不可とする。
   (例)○○株式会社/○山○男 →○○株式会社での請求書発行OK
     ○山○男 →○○株式会社での請求書発行NG
   ※上述<顧客名のつけ方>③参照
 ・種別/ふりがな
  →種別は個人か法人かなどを選ぶ。
   ふりがなは、ひらがな入力しかできないので注意。
   顧客名入力時に連動してふりがなも入力されるが、入力ミスをすると
   ミスの分もそのままふりがなに反映されてしまうので、確認すること。
 ・住所
  →「中国」のみ「東京都港区」のみはNG。番地や部屋番号までしっかり入力する。
 ・電話番号
  →繋がるものを入力。
 ・メールアドレス
  →請求書発行するのに必要。ない場合や郵送希望の場合はその旨を必ず備考欄に記入すること
   メルマガ等の送信を希望しないもメールアドレスは備考欄に記載すること。
   メールアドレスの下の ☑配信する ☑本人の許可 はそのままにしておく。
 ・登録グループ
  →責任者の所属(本社・支店)を選択。
 ・責任者
  →この顧客情報に関する責任者を選択。
顧客区分は、初期設定だと「見込み」となります。
既に申込書を受領している場合等は「顧客」を選択してください。
そのまま案件登録しない場合は、「顧客登録」ボタンを、
案件も続けて登録したい場合は「顧客登録後 案件登録へ」を押して完了させます。
全ての顧客には、自動的に「ID」が付与されるので、これを「顧客ID」と呼んでいます。
入力した顧客情報ページは、このような表示です。
※サンプル画面につきすべての情報が入力されていないが、実際の入力の際は上記項目を全て入力のこと。
 「顧客ID」は左側エリアの「顧客情報」の最上部に表示されている。

②顧客表示
登録した顧客は、いつでも「顧客表示」の検索窓から呼び出せます。
検索窓に、顧客の名前・ふりがな・ID・電話番号の下4桁などを入力して、
該当の顧客の情報が候補に表示されたらマウス等で選択します。
検索窓に選択した顧客名が表示されるので、「顧客表示」ボタンを押すと該当の顧客情報画面に移動できます。
※下記の画面は、「片山」まで入力したときに表示される画面

<5.顧客間相互関係情報の登録方法>

顧客間相互関係情報は、左側エリアの「顧客間関係入力」ボタンから行うことができます。
 
「顧客関係登録」ボタンをクリックすると、画面内にこのようなポップアップが出現します。

あとは、下記の通りに操作をしてください。
①顧客間関係の入力
②「相手方」に関係のある顧客名を入力&該当するデータを選択
③関係を入力して、登録をクリック

※ 必ず、何故登録しているのか「関係性」も記入してください。登録した理由が記載されていない場合、経理では、「紹介先では?」とわからなくなります。

<6.見積発行>

顧客情報の画面から、「御見積書件申込書」の作成ができます。

<7.請求書発行>

顧客情報の画面から、「請求書」の作成ができます。
(顧客が「見込み」の場合は請求書を発行できないので注意しましょう)

③案件作成

顧客が登録できたら、次に内側の箱「案件」が登録できるようになります。
申込書をもらったら、最初に行うのは案件の登録です。
※申し込み前に案件を作成しないこと

<8.案件登録>

③の「案件」カテゴリの中の、「新規案件作成」から、案件を作成することができます。
その場合は、下記のような画面になります。

または、顧客情報画面の右側エリア、一番上の「案件一覧」というカテゴリ内のボタン「案件新規登録」をクリックしましょう。

ボタンをクリックすると、別ウィンドウでこのようなポップアップが表示されます。

★案件情報の入力項目について

入力できたら、「登録」を押します。
下記のような画面が表示されたら、次に申込書・受任通知書・ヒアリングシートのFileアップを行います。

★ファイル名は、「申込書」「受任通知書」ワードを先頭に入れてください。

案件詳細表示画面の左側エリア、「案件情報」の右上の方にある「File」ボタンを押すと、下記のような画面になります。

「新規ファイル」ボタンを押すと、別ウィンドウでこのようなポップアップが開きます。
「ファイルを選択」から、アップロードする申込書のPDFや画像ファイルを選択し、「アップロードする」ボタンを押して完了です。

ここまでの一連の流れで、案件登録完了です。

<9.案件のステータスについて>

担当が使用できるステータスは「受任前」のみです。
キャンセル、永遠待ちは 決裁者の決裁を受けた後、経企にて変更します。
経企担当者へ依頼。
不許可のみ、決裁不要とし、 経企担当者へ直接依頼します。
※案件編集画面からの進捗ステータスの変更不可。
進捗ステータスの変更は「日報入力」か「営業入力」からのみとなりま
③予定・日報
メインメニューの「予定・日報」をクリックすると、顧客画面や案件画面から作成した予定・日報の閲覧ができます。

SGでは、案件や顧客に関しての進捗を「日報」で記録し、
次に何をすべきかの「予定」を必ず入力するルールになっています。
この予定・日報はどの社員も閲覧ができるので、担当者不在時・案件の引き継ぎ時に非常に便利です。

予定・日報の入力は、顧客や案件の画面から行うことができます。

★顧客画面から予定・日報を入力する場合は、下記画面の左側エリア「営業履歴」の「予定入力」「日報入力」ボタンから

★案件画面から予定・日報を入力する場合は、下記画面の右側エリア「営業履歴」の「予定入力」「日報入力」ボタンから

ボタンを押すと下記のような別ウィンドウのポップアップが表示されるので、項目を入力しましょう。

★記入ルール★

日報は実質の進捗があった時に、新しく追加していってください。

原則として更新はまとめて行わずに、進捗の都度行ってください。
(そして、タイムマネジメントでCOMP更新の時間を設けないようにしてください。)

・連絡をしたが繋がらない
・まだ人の要件が整っていない

など進捗確認をしても、状況が動いていない場合は日報を新しく作るのではなく、
最終の進捗に追記をして行ってください。

 ■押印書類を待っているとき
次回日:押印依頼日から一週間後
次回予定:「押印書類到着チェック」
☆押印依頼後、先方待ちで宙ぶらりんになっていませんか?
到着の目途を立て、押印書類のチェックを行いましょう。
■申請後
最終進捗:「申請」
次回予定:「〇/〇(日付)結果チェック」
☆申請後、次回予定が「申請」で止まっているケースがよくあります。
申請後も次回予定を入れましょう。

必ず「予定」が入力されている状態でCOMPを更新するようにしましょう。

⑤売上管理
メインメニューの「売上管理」カテゴリの「売上検索」から、該当の月の売上を検索できます。

例)増野さんの2018年2月の売り上げを表示したいとき
検索条件:売上日 2018/H30 2
登録担当者:本社 増野
分類:報酬
入金の検索:入金は検索しない
1ページの表示件数:100件

売上検索ボタンを押す
⑥かんたんボタン
「かんたんボタン」からは、調べたい月の受任・申請額を表示することができます。

 必要なボタンをクリックして、受任・申請数字の確認を行ってください。
※実は、「案件検索」からも同様の検索結果表示ができます。
 例えば、2015年9月の林琳さんの数字を検索したい時は下記のような操作をします。
【受任数字】
案件
案件検索
案件受任担当:☑本社 社員:林琳
検索条件:受任日 2015/H27 9
検索ボタンを押す
【申請数字】
案件
案件検索
案件実務担当:☑本社 社員:林琳
検索条件:申請日 2015/H27 9
検索ボタンを押す

<10.その他諸注意> 

案件の進捗入力はこまめに行い、常に最新の情報が入っているようにする。

(例)書類を顧客へ発送。
◯◯を受取。
◯◯を督促、等、

★月初の数値確定を速やかに行うために、下記に注意してください。★
===============================================
・入力は、必ず月末(月内)で終える。
・請求書を作成した日=売上日ですが、作成日は遡って入力しない。
・登録ボタンを押した後、次の画面に移るまで時間がかかっても、
再度登録ボタンを押さない。(2回以上押下すると重複登録になります)

===============================================

★無事申請したら業務完了ではなく、速やかに、正しく入力することまで含めて業務です。

★紹介案件の場合、案件情報の黄色部分を忘れずに入力してください。

それがない場合、顧客間相互関係情報に記載があっても経理では紐づけできないので、紹介先へ案内は行いません。

7-2 入力必須内容

【申込前の入力】

  1. 顧客情報の入力
    顧客名、住所、電話番号、メールアドレスを入力する。特記事項(担当名、領収書送付先等の注意事項)がある場合は備考欄に記載する。
    メールアドレスがない方は、その旨を記載し、郵送依頼するor担当から直接渡す等を明記しておくこと。
  2. 見積書作成こちらを参照してください※見積書には、サポート期限は必ず記入。
    ※目安期間等の想定ができない場合は、上司に相談してください。

【案件作成時の入力】

    1. 案件新規登録をクリック。
    2. 案件名、案件種別、管理担当、受任担当、受任日、売上予定日、報酬額、申請予定日、方針MTG(備考欄)を入力。
    3. 申込書をアップする ※申し込み前に案件作成はしないこと

【受任後の入力】

      1. 方針MTG内容を、案件の備考欄へ貼り付け。
        口頭方針MTGを行ったイレギュラー案件も記入すること。
        ※案件の備考欄で方針MTGを作成し、それをメールに貼付けして決裁者へ送付。
        ※交通費や日当を顧客が負担するのかどうかを記載すること。
        ※予定スケジュールが一番先頭に来るようにする。
      2. 決裁者のコメントを入力する
        ※決裁者が直接日報に入力しない場合(メール・口頭)は、実務担当が
        返信メール等、決裁をもらった日時が分かるように日報を作成しておくこと。

 

【申請時の入力】

      1. 日報画面から申請した旨の状況を入力して、
        ステータスを「進行中」→「申請中」へ変更する。
      2. 申請日・申請番号を必ず入力してください。※「申請」「納品」が発生しない業務については、記載不要
      3. 申請時に何か注意すべき点・懸念事項等が発覚した場合は、顧客に連絡の上、日報に入力しておくこと。

 

【許可までに入力すべきこと】

      1. 追加書類・確認事項等が発生した場合は、内容と対応方法を日報に記載する
      2. 行政に進捗確認をした場合は確認した内容と担当を日報に記載する

 

【許可・業務完了(在留カード等返却)時】

      1. 下記の情報入力もれがないか確認
        ・顧客情報(住所・電話番号・メールアドレス)
        ・完了日
        ・許認可日  ※備考に年数を入力
        ・次回更新日  ※不明の場合、許認可日から1年後を入力
        ※備考欄に方針MTGが入力されているか確認
      2. 日報画面へ最終状況を入力し、ステータスを「許可・帰化受付・納品(請求済)」へ変更。
        ※「◯◯さんから書類が無事届いたと連絡あり。これで完了。」など、
        最終完了結果で案件を終了する。

7-3 日報・予定入力

 ★記入ルール★ 入力をしっかり行えば、会社だけではなく自分も守れます。

①日報
・原則、業務後すぐに記入。日報には、その日実行したことや重要な顧客情報を記入。
・重要度の高い顧客とのやり取りや、こちらのアクションも記入する。
・電話で話した内容は必ず入力。

・連絡をしたが繋がらない・まだ人の要件が整っていないなど進捗確認をしても、状況が動いていない
上記の場合は、日報を新しく作るのではなく、 最終の進捗に追記をして行ってください。


②予定
その日の業務を終えて、日報作成後すぐに次回予定を作成する。
次回予定日設定の目安は原則1週間以内、次回予定日がそれ以降になる場合は、決裁者に状況を報告し、前倒しでできること等ないか相談。

 ポイントとしては、以下2点です。
 ・誰がみてもわかるように書く
 ・自分が休んでも代わりに誰かが対応できるようにわかりやすく記入
 (自分だけがわかっても意味がないです。)
NG例
 ■押印書類が届く予定
OK例
 ■押印書類が届く予定、届いたら、書類確認し、申請準備を行う。
 届いていなければ、確認すること。

③申請後も次回予定を必ず入力すること
 申請後、次回予定が「申請」で止まっているケースがよくあります。
 申請した後は、許可がでるまでどのくらいか判断して、
 次回何をするのか予定を立てておくと、お客さんからの督促を受けてから行動するということは無くなります。

7-5 売上・案件の削除

<売り上げ・請求書の変更と削除>
複数請求書を発行してしまったり、請求額が間違っていた場合は、作成から1時間以内であれば、作成者にて変更・削除することが可能です。
ただし、それ以降の場合は、正しい請求書を作成した上で、依頼先一覧に記載の担当者宛てに削除依頼をする。
※削除依頼時に、削除してほしい売上のURLも記載すること。

<案件の削除>
不要な案件を作ってしまった場合も、依頼先一覧に記載の担当者へ削除依頼をする。
※削除してほしい案件の名前を「☆削除依頼」等わかりやすいものに変更すること。

7-6 期日管理

月初に、COMPに入力されている「次回更新日」に基づいて、各自よりビザ更新案内を顧客へ連絡。

<運用の流れ>

① 各案件の担当者より、更新連絡。
※ビザ担当から外れている場合、担当が空欄の場合は、各オフィスの受任担当が行う。
③ COMPの「次回更新日」の、連絡結果欄に結果を入力。 下記参照のこと。
例)2/10連絡 申込(片山)
※備考は、前回の担当からのメッセージ。
④ 結果欄が全て記載されていることを、各オフィスの担当者で確認し、結果を経企へ報告。

期限が近いことの連絡はすべて行ってください。
(顧客から連絡しないでと言われる場合は除く)
期限を伝えないことで、トラブルになる可能性もあるのでSGが受けるかどうかに関わらず、連絡をしましょう。

 

<更新案内者リストの作成方法>

①COMP「案件検索」より画像の検索条件で検索。

※クリックで画像拡大

 

<COMP入力方法>

★入力が必要な場合:
①不許可になって再申請しないと等、更新不要な案件は日付は入力せず、内容の部分に「更新不要」と記入
②ビザ、許認可等、次回更新必要な場合

★入力流れ:

①完了MTG決裁時
管理担当は必ず「次回更新連絡1」と「次回内容」を入れる。

次回更新連絡1:ビザ在留期限、許認可期限の日付を記入
次回内容:在留カード更新、ビザ更新、許認可更新等

②日報に次回予定を入力する。
★実体に合わせた次回予定を入力する。
(期限の3か月前から更新可能の場合、お客様とのやり取り期間も考えると、
更新可能日から1ヶ月前に案内するとスムーズかなと。

例:
1.ビザの場合
在留期限 2023.7.25の場合 → 次回予定 2023.3.25 ビザ更新連絡等

2.許認可、その他等
業種、決算期間も考慮した上で、実体に合わせた更新可能日から3ヶ月前に案内する。
記載方は①と同様

③完了MTGの決裁者は記載内容が漏れあるか確認。
期日案内で、お客様との関係性作り、リピートの定着や展開にもつながることができるので、
みんなで取り組んで行きたいと思います。

④期日管理担当は毎月月末、半年分の期日管理リストをjokinにてリリースする。
案件該当する管理担当はお客様に案内後、COMPに案内結果を入力する。

7-7 長期大量/紹介料/年間契約のCOMP記載ルール

長期大量/紹介料/年間契約案件は総合案件(保有案件額)と、
各月案件(完了額)、アセット案件(申請済み額)で案件を管理します。

★その月の案件はその月に計上します!

① 依頼時に総合案件を作成する。総合案件の受任日は空欄
もしくは上部に表示されるように受任日を2200年1月2日にしてください。
(一括は最初に例外的に契約時に受任を上げますので、受任した日付を入れてください。逆に各月案件には2200年日付にするか受任日を入れないでください)
ステータスは契約期間中は「進行中」。報酬額は依頼予定額を記載してください。
期間終了後は「請求済み」にして、報酬額をゼロにしてください。

② 月初(月開始から3営業日内まで)に総合案件の報酬額欄に、
その時点での保有案件額を更新してください。

③ 同月初に昨月分の各月案件を作成してください。
受任担当及び管理担当欄は従前のとおり受任担当と管理担当個人を選択してください。

④ 同月初に、昨月分の各月案件を別途作成し、
報酬額欄に昨月分請求額を入力し、
完了MTGを行った上で
関係社員・受任日・申請日・終了日に先月末日付記入の上
ステータスを「受任前」にしてください。
(例えば9月分は9月に計上します。
各月案件は9月分とし、日付の記入は9月30日になります。)
完了MTGは月初(月開始から3営業日内まで)におこなってください。

⑤ 請求書発行後にステータスを請求済みにしてください。

作成イメージとしては、以下の感じです。
・事業認定(総合)
・事業認定(8月)
・事業認定(9月)
・事業認定(10月)


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★1 顧客は契約先を記載してください
すまいにA社B社C社があったとき、
すまいという顧客を作って、
まとめて9月案件を作るという形は間違いです。
A社 すまい9月
B社 すまい9月
C社 すまい9月
というようにしてください。

★2 すまいや次世代の窓口業務をして、
事務局から紹介料のような形で
数千円をもらうケースもあるかと思います。
その場合請求書を発行する事務局を顧客登録し、
各月案件を作成して計上してください。
随時完了していくと思うので、総合案件の作成は不要です。

なお件数が少ない場合、来ない月もある場合は、
来たときに各月案件を作成し、
追加できたときに随時金額を更新していくのでも構いません。

★3 一括などすでに受任を計上している案件は、
各月案件を作成する際、受任日の記載をしないでください。
しかし、受任日を記載しないと、Compに上位表示されない
場合がありますので、その場合は2200年1月1日
として順番を調整してください。

★4 完了MTGについて
完了業績は完了MTGをした上ではじめて計上できます。
毎月各月案件を締める前に、完了MTGを行って、その月の反省や按分を毎月検討してください。

★5 一括の各月案件のステータスについて
一括は様々な請求方法があるかと思いますが、各月案件のステータスは「請求済み」にしてください。

★6 アセット計上について
・総合案件の下に、(アセット)という案件を作成
・ステータス→「申請中」
・報酬額  →その時点で申請している合計の額を入力
・関係社員 →按分が反映されるので入力すること

 

※ 契約書の収入印紙についてはこちら

7-8 受任時に分からない報酬の計上方法

帰化の翻訳料など、案件受任時に分かっていない報酬は、完了時に計上します。

【計上方法】

★枚数によって報酬が変わる翻訳料などの計上方法です。
(実費は報酬ではありません)
※ここでは、本体の業務(帰化など)=本案件 /付随する業務=付随案件 とします。

本案件完了時に、本案件とは別に、以下注意点に基づき案件作成してください。

注意点

〇案件名は、本案件名(付随案件名)としてください。
 (例) 帰化(翻訳)
〇受任日/終了日は、本案件の終了日と同じにしてください。
〇備考欄は、記載する必要ありません。
〇按分は本案件と同様にしてください。
〇本案件の完了決裁時にメール冒頭に、付随案件のURLをつけるようにしてください。

〇付随案件の請求書は、付随案件と結びつけるようにお願いします。

7-9 完了業績の分割計上

【完了業績の分割計上について】
・原則:完了業績の計上は業務の完了時
・例外:1つの契約(申込)でも各業務が独立して完結と請求ができるものについては、完結時に業績を計上できる

・具体例
①経営管理 + 会社設立
②たばこ + 飲食許可 + 深夜酒届出
③入札、エコ等(各申請は別個の手続き)

・1つの申込書(契約書)に複数の業務が盛り込まれている場合でも、
 個別に請求できる業務に関しては、通常通り「実際の業務終了」+「請求書発行」を持って完了可。
※当然comp上の案件は個別に作成。

※ただし、契約書等の条件で各業務の完結時に請求できる定めがある場合。
※方針MTG時に1つだった案件を、後から分割計上したい場合には案件決裁者と経企の業績管理者に個別相談。
※着手金については、請求しても完了の対象とはなりません。
※その他の例外については個別に鈴木さんに相談してください。(現状は一括がこれに該当)

7-その他

目次

1.権限の付与について


1.権限の付与について

compの権限付与は、全員に行う訳ではありません。
案件進行に必要な場合にのみ付与します。
また、アルバイトさんには原則付与しません。

付与の必要性については
チームの決裁者/主任メンバーで判断してください。
その上で、経企側が付与の可否を判断することになります。

 

【付与依頼時の注意事項】※依頼先は職務分掌表にて確認すること

・「誰の判断での依頼か」を明確に分かるように記載する。

・依頼時はccで、必要と判断した決裁者/主任メンバーを付ける。