11-18 職印の押印

行政書士が作成した書類には、記名のうえ職印の押印が必要です。
※法人が委任を受けた場合は、法人名での記名と職印押印
※個人(自然人)の行政書士だけでなく、法人の場合も定める。

職印:行政書士が業務上使用する(行政書士会に届け出る)印鑑
東京 →角印/「之印」あり/浸透印
名古屋→丸印/「之印なし」/印鑑
大阪 →角印/「之印なし」/浸透印
(東京・大阪は、浸透印タイプが使用可能なことを行政書士会へ確認済み)

 

【作成書類への行政書士の記名・職印押印について】

個人行政書士名義ではなく、下記の様に、行政書士法人名義での記名・職印押印を基本とします。


各オフィスの行政書士メンバーには、
行政書士法人名でのゴム印(浸透印)と法人職印を1つずつ付与しているので、
各自保管のうえ、決裁の際は、個人職印ではなく、法人の職印を押印ください。


なお、 上記に伴い、
委任状の代理人も、法人名義にしてください。
公的証明書代理取得や、個別案件によって、
個人行政書士での代理に問題がなく、その方が全体最適になる場合は、 適宜、対応ください。

★印鑑管理シート

【会社印との違い】

会社印:実印、認印、銀行印の3種類

①実印(代表印):法務局にて登録済みの印鑑
※SGは角印、SHDは丸印(一般的には丸印が多い)
※個人印の登録は法務局ではなく自治体

②認印:印鑑証明を必要としない日常的な契約や書類で使用する印鑑
※SGとSHDの双方にそれぞれ丸印と四角印がある

③銀行印:金融機関に届出をする際に使用する印鑑
※ SGとSHDの双方が丸印

押印依頼をする際は、
必ず認印(角印・丸印)・実印・職印を使い分けて依頼するようにしましょう。
(NG例)「押印お願いします」
(OK例)「実印での押印をお願いします」

11-19 帝国データバンクの企業情報取得

帝国データバンク運営のコスモスネットを契約していますので、
添付のような企業情報を取得することができます。
特徴:https://www.tdb.co.jp/lineup/cnet/index.html

契約しようとする会社の信用調査等に使えます。
1件 1,760円です。

 

帝国データバンクの与信について

回収不能になる案件もあるので、必要に応じて信用調査を行っていきます。

与信とは、取引先に信用を与えることで、信用調査して、一定信用できれば、取引を行うというように使います。
信用調査は、以下のような会社に行ってください。
・初めて30万以上の取引する会社で、着手金が4割未満の場合
・実態が不明とか、雰囲気が怪しいなど、調査が必要な場合なお、
 10名以下くらいの小企業や個人事業は、登録がないので、この調査はできません。
また、上場企業等の大手や大手子会社は、調査不要です。信用調査の依頼については、氏川さんにメールしてください。