6-1 キャンセル

ステータス定義その他の注意点
キャンセル顧客のキャンセル意思により、キャンセルとなった案件。SG社内的に、引継ぎ対象外。

顧客からの預かり書類は、モノに応じて返却又は廃棄。
SGキャンセル①3回以上連絡がつかなく、COMPに記載されていること(2ヶ月間くらいの間で3回以上連絡する)
②受任担当からメールで連絡を一回以上しても、連絡がつかないこと。
※受任担当が管理担当と同じ場合は、①をしたことで②を満たすとみなしてよい
※受任担当が退職している場合は②はなし
永遠待ち要件完備の見通しが立たない案件で、顧客の対応を待つだけの案件ステータスのこと
実態的にはキャンセルに近い。
【すでに廃止済】
SG社内的に、引継ぎ対象。
【キャンセル等のステータスについて】

キャンセル・・・顧客の意思でキャンセルとなった案件

・顧客にキャンセルにするかどうかの”確認”をする
(あくまで顧客の意思を確認するだけということに注意)
・実働報酬や着手金がある場合は、完了業績を計上
※再度同じ顧客から依頼があった場合は、申込書をもらい、案件を新しく作成して進める

SGキャンセル(旧:キャンセル扱い)・・・
顧客の意思を確認する方法が全くなく、キャンセル意思が確実と見込まれる案件

・3回以上連絡が取れない場合は、SGキャンセルとし、キャンセルフローをすすめる。
(2ヶ月間くらいの間に3回以上連絡すること)

永遠待ち・・・→永遠待ちについて

【申込書受領後のキャンセルについて】

・申込書受領後、方針MTG前に顧客からのキャンセル希望があった場合や受任しない場合も、通常通りキャンセル決裁が必要。
※受任しない場合、お客様は依頼したつもりになっている可能性があるためお客様へしっかり断り、COMPにも記録を残すこと。
(要件不備等の場合は、改めて依頼をもらうようにしてください。)
※申込フォーム経由の案件についても、同様にキャンセル決裁が必要

【キャンセルのフロー】
①案件決裁者へキャンセル承認依頼
【案件決裁者の注意点】
キャンセル承認時に下記を確認。
 →キャンセル、実働報酬、按分は適切か
 →適切であれば、その旨をCOMP日報記載

②経企担当者へキャンセル決裁依頼
(職務分掌表にて担当者を確認し、担当者個人メール宛てに依頼すること)

顧客からキャンセル依頼を受けた際に、「キャンセル報酬等については、また連絡します。」とクライアントへ伝え、実働報酬、キャンセルについて経企へ決裁を依頼。
(依頼時には案件決裁者・受任担当もCCにいれること)

ーーーーー<メール内容例>ーーーーー
顧客名:
案件名:
案件URL:
キャンセル・不許可理由:
実働報酬額(キャンセルの場合のみ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※返金希望の場合も同様。
※キャンセル意思が確認できるメール(wechatなどであれば画像可)を、
COMPの日報に記録もしくはデータアップすること。
(電話で意思確認した場合も、認識相違のないようメールで改めて送ってもらうこと)
※COMPの日報へ記録をしっかり残すこと

③決裁完了
※実働報酬の有無に関わらず、キャンセル決裁後の完了決裁は不要です。

【キャンセル決裁者の注意点】
  キャンセル決裁時に下記を確認。
 →キャンセル、実働報酬、按分は適切か
 →完了日の入力
 →案件ステータスを「経企・キャンセル終了」に変更    

③クライアントへ連絡
担当者は、メール(口頭不可)にてキャンセル意向を受け、了承した旨を連絡。
合わせて、キャンセル請求書・返金指示書を送付。
※キャンセル請求書は、支払い期限を原則2週間以内とすること
※必ず返信をもらう事。

また、返金指示書は返送してもらい、経企(大阪)に原本を送ること。

※請求書・返金が発生していない人は、電話でキャンセル意向があって、
そのままキャンセル処理になってしまう可能性があります。
それだと、ちょっとした認識違いで後々「キャンセルするつもりなかった」とか、キャンセル意向を伝えた相手とは別の人から「進めてくれていると思っていた」等と連絡がくる危険性があるので、必ずメールでキャンセル意向を確認してくだい。(メールがない場合のみ、郵送もしくは電話内容を詳しくCOMP日報へ残すことで可)

※2023.6追記
エコや入札などの大量案件の中の個別キャンセルについては、案件決裁者の決裁とします。

ただし、大量のキャンセルや案件全体のキャンセルなど、イレギュラーの場合は、通常のキャンセル決裁とします。
 
【実働報酬について】

★請求をいくらにするかは、経企決裁です。

原則、書類完備・申請後は、全額。申請途上の場合は、半額。
見積計算シートを使用するのも可。

実働報酬が無しの場合は、下記①②両方に当てはまる場合のみ。
①初動のみ(方針MTG,必要書類案内等)
②契約開始から7日以内
※実働報酬無しの場合も、経企決裁

※ 管理担当と案件決裁者は、顧客とトラブルになる可能性を予見して、
  請求の可否を検討すること。(まずは請求してみるというのは、NG)
※ キャンセル無料であるかのようなメール・言動を行わないよう注意すること。
※ 実働報酬の記載は利用規約に入っている為、申込書への記載はしないものとする。

※顧客の了解を取る際には、(業務量が30%くらいの場合)
「実働報酬は、業務量に応じて決まりますが、30%くらいになりそうです。
その方向で進めていいですか?」と概算で確認するようにしてくだい。
その回答を元に、経企決裁とします。
 

★実働報酬をもらう際、
2年以内に同様の業務を依頼してもらった場合は、
実働報酬分を、その報酬額に充当するようにお客様へ案内をしてください。

(例)
ビザ案件で15万の報酬 → 5万の実働報酬が発生
次回13万で受任 → 13万から実働報酬5万を差し引いて、8万円の請求
※上記に、消費税も込みで請求してください。

※業務がほぼ済んでいるようなケースで、7割以上の実働報酬をもらった場合は対象外。

★業務開始している場合は、原則実働報酬が発生する。
※SGのノウハウ流出を防止するため。そもそも、キャンセルが出ないように素早い対応・一撃等を徹底すること。

【実働報酬を受領できないときのマイナス計上について】

・必要書類を案内して、1ヶ月以内の案件
→受任担当、管理担当の各業績の1倍をそれぞれマイナス計上する。
10万の報酬で、受任担当25% 管理担当40%の場合は、
受任担当は、2.5万円マイナス 管理担当は、4万円マイナス(完了業績)

・必要書類を案内して、2ヶ月以上経過した案件
→受任担当、管理担当の各業績の5倍をそれぞれマイナス計上する。
10万の報酬で、受任担当25% 管理担当40%の場合は、
受任担当は、12.5万円マイナス 管理担当は、20万円マイナス(完了業績)

6-2 不許可決裁、不許可返金

<フロー>

経企担当者へ不許可決裁を依頼。 ※CCに案件決裁者を入れること
(業績のマイナス精算も依頼)
(顧客ID、顧客名、不許可理由(COMP日報でも可)をメール本文に記載すること。)
※不許可であっても返金しないのが原則。
(見積・契約書上、不許可返金の規定を設けている場合は別)

②経企担当は、COMPのステータスを変更。

③返金を行う場合は、返金指示書の署名をクライアントへ依頼。
返金指示書はこちらからDL
※申込書も確認し、返金額も間違えないようにすること。
※御見積書【兼申込書】の申込人に返金指示書を送付し、振込口座、年月日、住所、
署名、捺印を記載してもらう
返金指示書の支払い決裁を代表より受けてから経企にて支払い。

④返金指示書の原本は経企(大阪)まで送付

※ビザの不許可案件については、今後に活かすために不許可理由をまとめて、
 jokin(jokin@shigyo.co.jp)宛に送信する。
不許可になった案件を1、2行でまとめ、過去の理由に後付けし、不許可理由を蓄積していく。

※原則として不許可の案件は終了し、ステータスを進行中に戻すことは行わない。
しかし見積書の段階で再申請(1回まで)を含む等の記載をしている場合は、その限りではない。

6-3 不許可再申請時の取り扱い

原則、報酬をUPして、申込書を再度もらって受任します。
報酬は、3~10万円アップの想定。
この場合は、UP分だけでなく、全額新規受任扱いです。
元案件は、申請中→不許可終了(リンク先参照)
新案件は、進行中

※再申請予定であっても、案件は不許可終了とし、受任等の業績はマイナス精算してください。

6-4 イレギュラーな経理関連の取扱い

支払い分割等の相談対応

経企担当者へ決裁依頼。
②支払予定書にいつまでに振り込んでもらえるのかの日付とお客様の住所・署名をもらう。
③支払予定書が必要な場合は片山さんまで連絡をする。

「支払予定書」はイクスマークから取得してください。
\☆各種フォーマット\実務関係

※報酬等支払い確認書

<その他>
請求タイミングを遅らせる、分割請求、3000円以上の立替金が発生する、
在留カードの先渡し等経理関連のイレギュラー対応を行いたい場合は、
経企担当者に決裁依頼すること。

6-6 永遠待ち

ステータス定義その他の注意点
キャンセル顧客のキャンセル意思により、キャンセルとなった案件。SG社内的に、引継ぎ対象外。

顧客からの預かり書類は、モノに応じて返却又は廃棄。
SGキャンセル①3回以上連絡がつかなく、COMPに記載されていること(2ヶ月間くらいの間で3回以上連絡する)
②受任担当からメールで連絡を一回以上しても、連絡がつかないこと。
※受任担当が管理担当と同じ場合は、①をしたことで②を満たすとみなしてよい
※受任担当が退職している場合は②はなし
永遠待ち要件完備の見通しが立たない案件で、顧客の対応を待つだけの案件ステータスのこと
実態的にはキャンセルに近い。
【すでに廃止済】
SG社内的に、引継ぎ対象。

2023.8.10をもって「永遠待ち」ステータスは廃止となりました。
既存の永遠待ちは、順次、減らしていきます。
今後は、要件具備の見通しが立たない場合は、
代表決裁で、一旦キャンセルにします。
【永遠待ち時の対応フロー】

①案件が進む見込みが実質的にないことを相互確認

②顧客に顧客事由が解消されないと案件が進まない旨を再度伝える

③顧客にSGから今後の連絡はしないで、顧客の連絡を待つ旨を伝える
※上記やり取りの履歴が残るよう、メールやWechat等で連絡してください。(COMPにも残すこと)

④案件決裁者から決裁取得後に、経企担当へ永遠待ちステータス変更依頼をする
(職務分掌表にて担当を確認し、担当宛てにメールで依頼すること)
※③の履歴を確認してから、経企にてステータス変更。

※受任業績はマイナス調整
(報酬全額入金済みの場合はマイナス調整はなし、報酬一部入金済みの場合は入金済み額を除いてマイナス調整)

※着手金等を受領していても、永遠待ち変更時点での完了業績の計上は行わない。(その後キャンセル料や報酬を受領した場合に、完了日が2つになってしまうため)

※永遠待ちの案件は、毎年10月に全ての案件をチェックし、お客様に状況確認を行う。場合によってはキャンセルやSGキャンセルへ


【永遠待ち終了にした案件の再スタート時の対応フロー】

①案件決裁者へ再方針MTG

②受任日を再スタートした日に合わせ、案件を「進行中ステータス」へ変更する。


【その他、案件が正常稼働しない場合のアクション】

・サポート期限を超える(超えた)
追加見積(新たな申込)orサポート期限延長決裁
・依頼者が依頼意思をなくした
キャンセル
・連絡がつかなくなった
→3回以上連絡履歴を残して、SGキャンセル
・依頼意思はあり、連絡はつくが、顧客側の要件不備の解消の見込みが立たない
永遠待ち
・その他判断に迷う場合 →代表決裁

6-7 顧客からのクレーム

顧客から、「担当の対応が遅い」「担当がミスを謝らない」など、
クレームを受けて、信頼関係が揺れている場合には、
案件決裁者や受任担当は、管理担当の変更を検討してください。

変更するのに適した人が、どうしてもいない場合は、
継続することがあってもいいですが、
信頼再構築に注力してください。

顧客に継続的に不快な思いをさせたり、
ヘビークレームにならないように、留意しましょう。

また、クレーム対応は受任担当または展開者にて行います。