在宅スタッフも含め、業務分担の変更に伴い、引継が多く起こっています。
下記に留意して引継を行いましょう。
◆引継ぎを受ける側の留意点
1)前任者のやり方を「正」と捉えずに、やり方の一つと捉えて、
より良い方法へ改善するようにしましょう。
2)引き継いだ業務は、自分の業務なので、引継の際の前任者の
発言に責任転嫁せず、業務を理解して、常に最適を目指しましょう。
◆引継をする側の留意点
【作業】を引き継ぐのではなく、【業務】を引き継ぐようにしてください。
=作業を引き継ぐ悪い例=
自分の手順を「最適」であるかのように伝える。
「これはこうしたらいいから」
「ここは、こうするだけだから」
=業務を引き継ぐ良い例=
業務の役割を伝える。自分のやり方が最適でないことを伝える。
「案件に漏れがないようにする管理が必要」
「今まではエクセルシートで管理しているけど、 よりよい方法を見つけていって」
引継者に配慮したつもりで、簡単に作業手順を引き継ぐのは、
その人の能力を発揮させずに、「単なる作業者」 にしてしまうことがあります。