引継についての留意点

在宅スタッフも含め、業務分担の変更に伴い、引継が多く起こっています。
下記に留意して引継を行いましょう。
 

◆引継ぎを受ける側の留意点
 1)前任者のやり方を「正」と捉えずに、やり方の一つと捉えて、
   より良い方法へ改善するようにしましょう。
  2)引き継いだ業務は、自分の業務なので、引継の際の前任者の
   発言に責任転嫁せず、業務を理解して、常に最適を目指しましょう。

 

◆引継をする側の留意点
 【作業】を引き継ぐのではなく、【業務】を引き継ぐようにしてください。

 

 =作業を引き継ぐ悪い例=
  自分の手順を「最適」であるかのように伝える。
  「これはこうしたらいいから」
  「ここは、こうするだけだから」

 

 =業務を引き継ぐ良い例=
  業務の役割を伝える。自分のやり方が最適でないことを伝える。
  「案件に漏れがないようにする管理が必要」
  「今まではエクセルシートで管理しているけど、よりよい方法を見つけていって」

 

引継者に配慮したつもりで、簡単に作業手順を引き継ぐのは、
その人の能力を発揮させずに、「単なる作業者」にしてしまうことがあります。

 

2017/03/12