【サイトアップでの著作権ルール】

1.不要な引用はしないこと。また引用する場合は極力少量の引用にすること。
2.引用部が本文よりも量・質ともに明らかに少ない従的なものであること
3.引用を行う場合は、出典を以下の様に明確にすること

3-1.書籍の場合 (著者名『書名』出版社,出版年)
(例)麻野耕司『THE THEAM 5つの法則』幻冬舎,2019

3-2.雑誌の場合 (『雑誌名,号数』出版社,出版年,引用箇所の掲載頁)

3-3.WEBサイトの場合(運営者『ページタイトル』URL)
(例)厚生労働省『「働き方」改革の実現に向けて』

4.引用部を改変しない。勝手に言い換えや編集をしない。
5.画像はフリーサイトのものと、自分で撮影したもの以外は、アップしないこと。
6.著作者の意図に反する使用をしないこと。
6.引用部はその他本文と明確に区分するため、<blockquote>タグを使うこと。

<<ポイント>>
★Mailで顧客に送る際も原則は同じです。
★引用部はBlockquoteでGmailでも送ってください。(ボタン実はありますよ!)

①適切に引用元を明記すること
②勝手に改編しないこと
③そもそもあんまり引用しないこと
⇒単なる事実は著作物にはなりません。しっかり内容を理解して、
自分の言葉で説明できるようになれば引用は不要になる場合も多いです。

☆自分のチェックの他、他のスタッフのものも気がついたら指導をお願いします。

 

<<解説>>

他者の著作物をサイト内に著作者の許諾無しに
複製して利用することは禁じられています。

ただし引用を行う場合には、
以下の7つのルールを全て満たした場合に、
権利者の許諾を得ることなく、
その記事等を利用することが認められています。

①公表された著作物であること
②公正な慣行に合致すること
③報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われること
④引用以外が「メイン(主)」で、引用部分が「サブ(従)」となる関係があること
⑤引用部分とそれ以外が明確に区別されていること
⑥引用を行う必然性があること
⑦引用もとを明示すること(著作権法第48条)
SAIRU『弁護士が解説する、Webメディアを運営する経営者が知っておきたい著作権』

例えば引用部が主たる要素になってしまうと、
転載という扱いになり、権利者の承諾が必要になります。

また引用ではないけど、情報を確認しました、ぐらいの場合は、
参照/参考で出典元を明記することもOKです。

<参考>
Web担当者Forum『引用のどの程度ならOK? 引用の5条件を理解して、正しく使おう!』
『今さら聞けない!参照・参考・引用・転載の違いと使い分け方法を解説』